背圧弁H1からの漏れ

背圧弁H1からの漏れ
透析技術認定士受験必修再現過去問題集


背圧弁H1からの漏れ

背圧弁H1からの漏れ
背圧弁H1から漏れがありました。複式ポンプまでしたたり落ちて乾燥して汚くなってます。
外して清掃します。

綺麗にしたあと、ダイアフラムを交換します

きれいになりました。破損などもなかったので、どこに不具合があったのかは不明です。
最後に背圧を確認して、自己診断をして終了です。





複式ポンプ背圧弁(H1、H2)の設定

1、背圧弁H1またはH2の測定ポートに標準圧力計を接続し、測定ポートを開きます。
2、除水速度0L/hでHD運転します。
3、標準圧力計の振れの最低値が80~85kPaになるように、背圧弁のストッパーノブを上にあげ、上げたままストッパーノブを回して圧力を調整します。
4、振れの最高値が130kPa以下であることを確認する。
5、設定後、ストッパーノブを下げておきます。
6、設定後、装置の主電源スイッチを”切”状態にして、3分間の標準圧力計指示の降下を確認します。
*約3分後の安定した圧力指示が背圧弁の締切り圧です。
7、締切り圧が80~85kPaの範囲内に入っていることを確認します。
*締切り圧が80kPa以下になる時は、背圧弁ダイアフラム・複式ポンプのポペットバルブの不良・混入物の噛み込みなどが考えられます。

まとめ

最近になってわかったことなんですが、背圧弁を締める際は一度上のねじを緩めてから締めるといいみたいです
それをするようになってから、漏れは格段に減りました

透析技術認定士受験必修再現過去問題集【応用編】


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