TFD135 加圧ポンプ ロック警報
加圧ポンプのインペラなどがロックして停止したとき、加圧ポンプロック警報を発します。
加圧ポンプロック警報 対処
1、ブザー停スイッチを押し、警報音を止めます。
2、本装置での治療を中止し、異常原因の調査を行います。
異常原因として、加圧ポンプ(特にインペラ部への異物噛み込みやモータ、コネクタ)、加圧ポンプ制御用プリント板の異常などが考えられます。
3、異常原因が解消した場合、運転・停止または警報リセットキーをタッチすることにより、警報の解除が可能です。
この警報は朝一番に起こったものです。
自己診断が通らないんじゃ、プライミングはできても透析はできません。
最近頻繁にこの警報がでます。対処法としては簡単でハウジングを止めているネジを締めます。
これだけです。えっそれだけ?と思われるかもしれませんが、それだけです。
このとき、他の技士が何度やっても通らなかった自己診断がネジの増し締めで一発で通りました。
この加圧ポンプと減圧ポンプですが、新しくなってメンテナンスが楽になったのですが、トラブルも多いです。
まとめ
今回の件ですが、このポンプは構造上問題があるのではないかとにらんでいます。
というのは、ネジが緩みやすいんです。
同じようなことがあって、調べるとねじが緩んでいる。
スタッフに締めがあまいことを伝えましたが、よく考えるとネジが緩んだまんまオーバーホールするとは考えにくい。との考察になりました。
つまり、構造上ネジが緩みやすく(3点だから?)それに伴いロック警報がでる。
というのが、僕の見解です。警報がでたらネジを見てみて下さい
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