カワスミ ダイアライザ
川澄化学工業が、中空糸型透析器のカワスミダイアライザーの生産の中止を発表した。
生産終了時期は2019年3月です。
自分が臨床に出て一番初めに見たのが、カワスミのPS-1.6だった。
もうかれこれ20年以上前だ。20年以上第一線で活躍していたダイアライザ。
生産終了商品はRENAKPS-1.0、RENAKPS-1.3、RENAKPS-1.6、RENAKPS-2.0、RENAKPS-2.3です。
ホローファイバーダイアライザーKF-201も販売終了!
こいつも体の小さい患者さんに大活躍のダイアライザでした。
20年以上透析に携わってきて、思うのは、
透析はもういい商売ではないということです。
昔はダイアライザが何万円もするような時代もあったようです。
その頃は、ダイアライザ製造会社もウハウハだったでしょうね。
ips細胞で腎臓が作られる日もそう遠くはないと思います。
今月末に透析療法医学会が神戸でありますが、あまり興味がわきません
本物の人工腎臓ができたら、多くの臨床工学技士が失業するでしょうが、
患者さんのことを思うと、それでもいいと思ってます。
先のことを考えて、臨床工学技士も進化しないといけませんね。
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